私の名前は、だだちゃまめ、です。
ちょっと変わった名前で、お目見えです。
出身地は、山形県です。
毎年、今の時期、お店に並びます。
ちょっと遅れて登場なんですよね。(´Д`)
ワンランク上の枝豆と言う感じですけど…。
−−− だだちゃまめの豆知識 −−−
さやの毛が茶色で、くびれも深く、
見栄えは必ずしも良くないが、
甘味と独特の濃厚な風味を持っている。
香りも強い。
やや小粒の状態で出荷され、短めの時間で茹で上がる。
栽培する土地が合わないと風味が落ちてしまうことから、
生産地が限られている。
収穫期も短く、また保存も困難だったため、
長らくまぼろしの豆と呼ばれたが、
近年の輸送手段の向上等により全国的に知られるようになった。
品種は小真木・甘露・早生白山・白山・尾浦とあり、
特に人気があるのは白山である。
名称の由来
一説では、江戸時代、
鶴岡藩の殿様が献上された枝豆に対して
「この枝豆は、どごのだだちゃの作った豆だや?」と尋ねたことから、
以来この枝豆を「だだちゃ豆」と呼ぶようになったと云う説と、
家長である「お父さん」に先ず最初に食べて戴くのが正当である
と云うことから呼ぶようになったと云う説の二つがある。
なお、だだちゃは庄内地方の方言で
「おやじ」とか「お父さん」の意味の言葉であるが、
通常、地元ではそれほどに多用される言葉ではなく、
どちらかと謂えば「死語に近い庄内弁」であるそうな。
−−− 「だだちゃ豆のおいしさ」の秘密??? ーーー
鶴岡特産のだだちゃ豆のおいしさの秘密が解明された。
うまみ成分の遊離アミノ酸を多く含み
タンパク質の成分バランスが優れていることが科学的に実証された。
だだちゃ豆のうまみ成分となる遊離アミノ酸の含有量は
1グラム当たり11.0ミリグラムで
一般の枝豆の約3倍。
また、甘みに関係するアラニンも多く、
グルタミン酸、アスパラギンも多い。
ショ糖は他のものの2倍と高くこれがおいしさの秘密です。
−−− 「だだちゃ豆の栄養」の秘密??? ーーー
だだちゃ豆は栄養学的にも優れたものです。
とくに葉酸がどんな食物よりも多く
含まれています。
「葉酸」はビタミンBno一種で「造血ビタミン」とも呼ばれている。
この葉酸は心筋梗塞や狭心症などに効果があり、
この摂取量の多い人は虚血性
心疾患の発症頻度が少なく、
動脈硬化性疾患を予防する。
このほか大腸がんをはじめとする
各種の癌、うつ病、アルツハイマー病などを
予防する効果が期待されている。
また細胞分裂に関与するため妊娠中の方には大事なものである。
だだちゃ豆に含まれているアミノ酸は
肝機能を回復させる働きと、夏ばてを改善する効果がある。
ーーー だだちゃ豆とメチオニン ーーー
だだちゃ豆にはメチオニンも多く含まれています。
メチオニンは肝臓機能の強化の働きがありアルコールの分解を促進します。
それでビールとだだちゃ豆はとっても良い組み合わせです。